TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 461円高。10月中の経済対策と配当総額15兆円を好感
速報・市況2023年9月14日

☆[概況/大引け] 461円高。10月中の経済対策と配当総額15兆円を好感

大引けの日経平均は461円高の3万3,168円、TOPIXは26ポイント高の2,405ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,225、下落銘柄数は535。出来高は16億817万株、売買代金は3兆9,484億円。
日経平均は反発。第2次岸田再改造内閣が発足し、10月中に経済対策を取りまとめると表明したことが好感された。
加えて、上場企業の3割が増配を予定し、配当総額は15兆円と過去最高の見通しと報じられたことで上げ幅を拡大した。
韓国株と台湾株の上昇を受け、レーザーテックや東京エレクトロンなどの半導体関連が買われた。
国際エネルギー機関による供給不足予想で石油株が上昇した。
鉄鋼株や不動産株も買われ、IHIも反発した。
鳥貴族は今期の業績見通しで急騰し、アイシン(7259)は中期経営計画が好感された。
反面、川崎汽船は野村証券が株価上昇余地が乏しくなったことを理由に格下げしたため売られた。
HISは赤字決算で売られ、新株予約権の行使もマイナス視された。

業種別上昇率上位は石油、鉄鋼、不動産、繊維、輸送用機器で、下落は空運。(W)

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