大引けの日経平均は479円高の3万2,646円、TOPIXは29ポイント高の2,335ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,286、下落銘柄数は332。出来高は16億7,837万株、売買代金は4兆443億円。
岸田首相が年内の解散を見送る方向と報じられ、円安けん制姿勢が和らぐという見方から1ドル=151円の円安となり、海外投資家による先物買いで日経平均は上げ幅を拡大した。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが円建て社債の発行に向け準備に入ったため、日本株への追加投資が期待されたことも寄与した。
レーザーテックや任天堂、東京エレクトロン、三菱商事、ダイキン工業、花王が高い。
TOWA(6315)は上期大幅減益だったが計画超過で急反発となった。
一方、リクルートは第3四半期の調整後EBITDAの見通しが、第1四半期と第2四半期に比べて水準を下げたため売られた。
業種別上昇率上位はその他製品、石油、鉱業、証券、空運で、下落はサービスと非鉄。(W)