TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 539円安。半導体関連は売られたがキオクシアは反発。5大商社が上昇
速報・市況2025年2月25日

☆[概況/大引け] 539円安。半導体関連は売られたがキオクシアは反発。5大商社が上昇

大引けの日経平均は539円安の3万8,237円、TOPIXは11ポイント安の2,724ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は725、下落銘柄数は845。出来高は19億6,656万株、売買代金は4兆8,611億円。
日経平均は下落。
マイクロソフトが米国内で一部のデータセンターのリースを解約したとTDカウエンがレポートで指摘したため、フジクラや古河電工といったデータセンター関連が売られた。
AI投資が過剰になっているのではないかという不安も意識された。
加えて、ブルームバーグが、トランプ政権の当局者らは、日本およびオランダの当局者らと最近会談し、東京エレクトロンとASMLホールディングのエンジニアが中国で行う半導体装置メンテナンス(保守・点検)の制限について協議したと報じたことも響いた。
半導体関連が売られる中、キオクシア(285A)は反発した。キオクシアとSandiskが開発した3次元(3D)フラッシュメモリー技術を導入する第10世代品は、積層数が332層で、ビット密度は59%向上する。
一方、ウォーレン・バフェット氏が5大商社への投資拡大に意欲を示したことが関心を集め、三菱商事(8058)など5大商社が買われた。
中外製薬や塩野義製薬など医薬品株が高い。

業種別下落率上位は非鉄、石油、電機、サービス、機械で、上昇率上位は卸売、医薬品、海運、陸運、電力ガス。(W)

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