大引けの日経平均は336円高の2万8,493円、TOPIXは10ポイント高の2,018ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,235、下落銘柄数は519。出来高は11億2,794万株、売買代金は2兆9,323億円。
米国で3月の消費者物価に続いて、卸売物価も鈍化したため、FRBによる利上げ打ち止めが近いと期待された。
日経平均は6日続伸となったが、2万8,500円の水準ではやや上値が抑制された。
ファーストリテイリング(9983)は通期予想を上方修正したことや、海外ユニクロ事業を中心に今後も業績拡大が続くという見方から大幅高となった。
ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが14日、海外投資家にも販売する「グローバル円債」の発行条件を決めたため、調達資金を株式投資に充てると期待され、伊藤忠や丸紅、三井物産などの商社株が再び買われた。
Sansanは、請求書の読み取り事業の「BillOne」事業が伸びており好決算だったことで急騰した。
東京エレクトロンと海運株が売られ、米国の自動車環境規制の強化で自動車株は続落となった。
中小企業向け光回線サービスの東名は第2四半期が第1四半期比で減益だったため、ストップ安となった。
業種別上昇率上位は卸売、小売、倉庫運輸、水産農林、その他製品で、下落は海運、輸送用機器、保険、繊維、ゴム。(W)