大引けの日経平均は714円安の2万6,401円、TOPIXは35ポイント安の1,871ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は211、下落銘柄数は1,594。出来高は12億9,646万株、売買代金は3兆1,594億円。
日経平均は大幅安となった。連休中の米国株4日続落とロシアと北朝鮮の核兵器が不安視された。ロシアでは原子力核魚雷「ポセイドン」を搭載した原子力潜水艦が北極圏から姿を消し、北朝鮮は9月下旬からの弾道ミサイル発射が戦術核訓練だったと成果を誇った。
日本電産(6594)は自社株買いの条件変更についてのインサイダー疑惑が「東洋経済オンライン」で報じられ、売られた。
キーエンスやHOYAなど高収益企業の下げが目立つ。
安川電機は通期の営業利益予想の下方修正は小幅だったが、不動産売却益の計上を踏まえると見た目以上に実態は悪いという見方で売られた。
サカタのタネは第1四半期が大幅営業減益で急落した。
一方、水際対策の緩和で空運が買われた。
ヨウ素が被爆防止剤の思惑によりK&Oエナジーは上昇した。
業種別下落率上位は水産農林、精密、電機、機械、化学で、上昇は空運、海運、陸運、電力ガス、銀行。(W)