大引けの日経平均は716円安の3万8,474円、TOPIXは31ポイント安の2,682ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は262、下落銘柄数は1,344。出来高は19億5,723万株、売買代金は4兆5,554億円。
日経平均は大幅安。バイデン政権がAI向け半導体の輸出規制の強化策を発表し、トランプ次期政権も踏襲しそうと警戒された。
アドバンテストやディスコが売られ、データセンター関連のフジクラと古河電工も安い。
加えて日銀の利上げ観測も足を引っ張った。
氷見野日銀副総裁の講演について、BNPパリバ証券では、来週の決定会合での利上げを明確に示唆するものではなかったが、発言の内容全体からすれば、1月20日のトランプ大統領就任演説を受けて、大きな波乱がなければ、同会合において、利上げを実施する可能性が高いことを示唆するものだったと解釈した。
イオンファンタジーは9~11月期が営業赤字で下落した。
一方、IHI(7013)はゴールドマン・サックス証券が投資判断を新規に「買い」と発表したことで買われた。航空事業のピュアプレイヤーとしての評価が高まると紹介した。
PR TIMESは初配当の発表で急騰し、良品計画は業績上方修正が好感された。
業種別下落率上位は電機、機械、ガラス土石、電力ガス、非鉄で、上昇率上位は鉱業、保険、石油、ゴム、医薬品。(W)