TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 9日ぶりに反発。8日続落に対して22%の戻り
速報・市況2024年7月29日

☆[概況/大引け] 9日ぶりに反発。8日続落に対して22%の戻り

大引けの日経平均は801円高の3万8,468円、TOPIXは60ポイント高の2,759ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,572、下落銘柄数は63。出来高は16億1,182万株、売買代金は3兆9,681億円。
日経平均は9日ぶりに反発。先週末の米国でハイテク株安が一服したため、リバウンド狙いの買いが入った。8日続落の3,607円に対して22%の戻り。
全面高で、東京エクレトロンや信越化学などの半導体関連と株式売却益期待の保険株が買われた。
東京製鉄(5423)は通期業績予想の増額と大規模な自社株買いを発表しストップ高となった。
フジクラと古河電工はSMBC日興証券が光関連製品に期待して、投資評価を引き上げた。
月末の日銀金融政策決定会合における利上げで、いったんアク抜けとなるのではという期待から不動産株も買われた。
一方、エーザイは欧州医薬品庁の医薬品委員会が、アルツハイマー型認知症治療薬「レカネマブ」に承認に否定的見解を示したため、大幅安となった。
半導体製造装置のSCREENは通期予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かなかったため売られた。

業種別上昇率上位は保険、化学、非鉄、不動産、証券で、下落業種はなし。(W)

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