TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ETF分配金捻出売り警戒で5日続落。半導体関連と海運、安川電機が売られ、良否計画はストップ高
速報・市況2023年7月10日

☆[概況/大引け] ETF分配金捻出売り警戒で5日続落。半導体関連と海運、安川電機が売られ、良否計画はストップ高

大引けの日経平均は198円安の3万2,189円、TOPIXは11ポイント安の2,243ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は932、下落銘柄数は814。出来高は15億1,531万株、売買代金は3兆6,945億円。
ETF(上場投資信託)の分配金の捻出の売りが警戒され、日経平均は5日続落となった。
半導体関連と海運株は売られ、安川電機は第1四半期の受注が前年同期比18%減で下落した。
一方、良品計画(7453)は3~5月期が好決算だったためストップ高となり、メルカリはジェフリーズ証券が収益性の改善を予想したことで高い。
そのほか、ソフトバンクグループやりそなが買われ、家電量販店のコジマは猛暑への期待からか大発会につけた年初来高値を更新した。
リョービは電気自動車の新しい生産技術「ギガキャスト」を使う大型車体部品の生産に参入すると報じられ、大幅高となった。

業種別下落率上位は海運、輸送用機器、医薬品、電機、精密で、上昇率上位は鉱業、紙パルプ、小売、建設、情報通信。(W)

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