TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FOMCを控え、もみ合い。トヨタが買われ、電気自動車と電池への4兆円投資でオハラや戸田工業が大幅高。海運は続落
速報・市況2021年12月15日

☆[概況/大引け] FOMCを控え、もみ合い。トヨタが買われ、電気自動車と電池への4兆円投資でオハラや戸田工業が大幅高。海運は続落

大引けの日経平均は27円高の2万8,459円、TOPIXは10ポイント高の1,984ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,317、値下がり銘柄数は751。出来高は9億9,023万株、売買代金は2兆3,117億円。
今晩の米国FOMCの結果発表を控え、日経平均はもみ合い。
ただ、トヨタは2030年の電気自動車世界販売台数を350万台にすると発表したことで買われ、デンソーも物色された。
そして、電気自動車と車載電池に4兆円規模の投資も公表したため、リチウムイオン電池の寿命を4倍に向上させるリチウムイオン伝導性ガラスセラミックスのオハラ(5218)や、リチウムイオン電池正極材の戸田工業が大幅高となった。
リクルートは求人サイト「インディード」の国内利用者数が10月は3,850万人となったことで買われた。
JFEは鉄鋼スラグを使いサンゴの再生の取り組むことで注目された。
新生銀行とSBIは相乗効果に期待して共に高い。
半面、海運株は利食い売りで続落し、アドバンテストも続落となった。
関西スーパーは最高裁がオーケーの抗告を棄却したことで大幅安。
業種別上昇率上位は輸送用機器、証券、サービス、鉄鋼、水産農林で、下落率上位は海運、精密、ゴム、紙パルプ、医薬品。(W)

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