TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FOMCを控え伸び悩んだ。中小型グロース株を志向
速報・市況2024年9月18日

☆[概況/大引け] FOMCを控え伸び悩んだ。中小型グロース株を志向

大引けの日経平均は176円高の3万6,380円、TOPIXは9ポイント高の2,565ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,190、下落銘柄数は414。出来高は15億3,192万株、売買代金は3兆4,707億円。
米国で8月の小売売上高が予想を上回り円安となったため、日経平均は朝方471円高となったが、米国FOMCを控え、様子見姿勢から伸び悩んだ。後場は小幅安となる場面もあった。
円安でトヨタは買われたが、他の主力株の値動きはあまり大きくなかったため、やや規模が小さい、メルカリやSHIFTや霞ヶ関キャピタルといったグロース株に物色が向かった。
三井海洋開発(6269)はUBS証券が目標株価を引き上げた。中南米、アフリカでは大型海底油田開発が相次ぎ、低開発コスト、温室効果ガス排出抑制効果の高い大型FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の需要は旺盛と紹介した。
一方、三菱重工は反落。
8月の訪日外客数の発表を控え、8月は7月に比べて円高に向かったため、訪日客が鈍化したのではという不安から西武やドン・キホーテ運営会社のパン・パシフィック・インターナショナル、三越伊勢丹などのインバウンド関連は売られた。

業種別上昇率上位は輸送用機器、石油、鉱業、ゴム、倉庫運輸で、下落率上位は陸運、空運、医薬品、不動産、食品。(W)

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