TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] TSMCの今期予想とアマゾンの日本でのデータセンター増設計画で半導体関連に加えて建設株も高い。TOYO TIREは文春砲で急落
速報・市況2024年1月19日

☆[概況/大引け] TSMCの今期予想とアマゾンの日本でのデータセンター増設計画で半導体関連に加えて建設株も高い。TOYO TIREは文春砲で急落

大引けの日経平均は497円高の3万5,963円、TOPIXは17ポイント高の2,510ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は875、下落銘柄数は718。出来高は15億5,180万株、売買代金は4兆5,009億円。
半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCが2024年の売上高はドル建てで20%台前半から半ばの増加を見込むとしたことに加えて、米アマゾンが5年間で日本にデータセンター増設などで約2.3兆円投資すると発表したことを受けて半導体関連が買われ、清水建設や大林組(1802)などの建設株も上昇した。
先端半導体向けマルチビームマスク描画装置の需要拡大期待で日本電子が買われた。
積水ハウスは米国住宅会社の買収を好感した。
泉州電業は岩井コスモ証券が格上げし、フォスター電機はいちよし経済経済研究所が新規「A」と発表したことで買われた。
一方、TOYO TIREはホンダの「N-BOX」に基準外の部品を納入と「文春オンライン」が報じたため急落した。
電力ガス株が安い。
化粧品のコーセーはシティグループ証券が「売り」と発表した。中国需要の見通しの悪化が予期され外部環境は厳しいことに加え、中国の流通変化への対応が遅れていることを挙げている。

業種別上昇率上位は精密、電機、金属、機械、建設で、下落率上位は電力ガス、ゴム、食品、紙パルプ、小売。(W)

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