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速報・市況2025年1月16日

☆[概況/大引け] TSMCの好決算を受け終盤に半導体関連が上昇

大引けの日経平均は128円高の3万8,572円、TOPIXは2ポイント安の2,688ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は610、下落銘柄数は968。出来高は17億7,226万株、売買代金は4兆1,347億円。
米国株高を受けて、日経平均は朝方、連れ高となったが、20日の米大統領就任式で金融市場に大きな混乱が起きなければ日銀が23~24日の決定会合で利上げという観測から円高が進んだため、伸び悩んだ。
その後、台湾のTSMCの第4四半期の純利益が前年同期比57%増だったことを受けて、アドバンテストや東京エレクトロンが買われたため、日経平均も上げ幅を拡大した場面もあった。
TSMC関連として芝浦メカトロニクス(6590)が大幅高。
半導体後工程におけるボンディング(実装)工程で用いられる半導体製造装置をTSMCに納入しており、昨年12月にTSMCから「先端パッケージにおける優れた生産サポート」で表彰された。
円高メリットのニトリと神戸物産が物色されたが自動車は下落した。
イスラエルとハマスのガザ地区での停戦合意により、コンテナ運賃上昇期待が剥落し海運も安い。

業種別上昇率上位は証券、石油、サービス、紙パルプ、保険で、下落率上位は海運、空運、輸送用機器、食品、医薬品。(W)

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