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速報・市況2024年11月20日

☆[概況/寄り付き] ウクライナとロシアが気掛かりで日経平均はもみ合い

9時13分時点の日経平均は34円高の3万8,440円、TOPIXは2ポイント高の2,713ポイント。
ウクライナは19日、米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃した。
ロシアは核兵器の使用条件を示した「核ドクトリン(核抑止力の国家政策指針)」を改定した。ウクライナを軍事支援する欧米も核攻撃の対象になると示唆している。

ウクライナとロシアの戦争深刻化が警戒され、日経平均はもみ合いとなっている。

セブン&アイHD(3382)をめぐって新たな動きとNHKが報じたため、セブン&アイHDは買われた。会社の創業家側を中心に設立する特別目的会社がメガバンク3行やアメリカの大手金融機関などから8兆円を超える資金を調達した上でセブン&アイの株式のTOB(公開買い付け)を実施し、今年度中に手続きを完了させる案を軸に調整を進めていると伝えた。
ソニーグループはKADOKAWAの買収協議で相乗効果が期待され買われ、KADOKAWAは買い気配の始まり。
SOMPOは損保大手3社の中で自社株買いの発表が大きかったため買われたが、東京海上とMS&ADは下落した。
エクシオグループは野村証券がデータセンター向けの売上成長加速を予想し、レーティングを「Buy」に引き上げた。

業種別上昇率上位は小売、電力ガス、サービス、その他製品、電機で、下落率上位は保険、紙パルプ、銀行、陸運、輸送用機器。(W)

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