9時11分時点の日経平均は184円安の3万8,882円、TOPIXは12ポイント安の2,739ポイント。
日米首脳会談を控え、米国の貿易赤字の重視するトランプ大統領が円安を問題視するのではないかという懸念から、今朝の海外市場で一時1ドル=151円20銭となった。
日経平均は反落の始まり。
レーザーテックや東京エレクトロン、トヨタ、任天堂、信越化学、キヤノンが売られた。
TOWAは業績予想の下方修正で下落。
フジメディアも反落した。
一方、日本製鉄は上昇。トランプ大統領がUSスチールの幹部と面会するため、USスチール側がトランプ大統領に対して日本製鉄による買収計画の実現に向け、協力を求める可能性があると期待された。
三菱商事(8058)は洋上風力発電事業で522億円の特別損失を計上したが、秋田県と千葉県の沖合で計画している洋上風力発電について、当初の想定よりコストが大幅に増加したとして、計画をゼロから見直す考えを示したことで買われた。
円高メリットのニトリが高い。
業種別下落率上位は精密、輸送用機器、その他製品、卸売、機械で、上昇率上位は空運、鉄鋼、金属、紙パルプ、水産農林。
【訂正箇所】(誤)今朝の海外市場で一時1ドル=150円台となった。
(正)1ドル=151円20銭