9時14分時点の日経平均は1,225円安の3万7,463円、TOPIXは76ポイント安の2,656ポイント。
米司法省は、エヌビディアが反トラスト法(独占禁止法)に違反した証拠を求め、同社や他の企業に文書提出命令状を送付したと報じられた。
当局は、エヌビディアが他のサプライヤーへの切り替えを難しくし、AIチップの調達先を同社だけにしない買い手を不利に扱っていると懸念している模様。
米国がエヌビディアなど半導体主導の下げで大幅安となり、東証でも東京エレクトロンやアドバンテストが売られ、日経平均も急落している。
メガバンクやトヨタ、ソニーグループ、信越化学が売られている。
サンウェルズが続落だが、アンビスは反発した。
アフリカで国が東西に分裂し権力闘争が続くリビアの中央銀行総裁が、石油生産の再開につながる合意が迫っているよう様子と語ったため、NY原油先物が下落したため石油株も安い。
買われている銘柄は乏しいがニトリが上昇。
富士ソフト(9749)は、米投資ファンドのKKRによる買収価格を5%程度上回る水準で、米投資ファンドのベインキャピタルも買収を提案していることが報じられ、値上がりした。
下落率上位は鉱業、石油、非鉄、電機、機械で、上昇業種はなし。(W)