TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 続落。円高とトランプによるゼレンスキー「独裁者」批判も嫌気
速報・市況2025年2月20日

☆[概況/寄り付き] 続落。円高とトランプによるゼレンスキー「独裁者」批判も嫌気

9時14分時点の日経平均は328円安の3万8,836円、TOPIXは20ポイント安の2,746ポイント。
米国でFOMC議事要旨を受けて、10年債利回りが低下したため円高が進行し、日経平均は続落の始まり。
トランプ米大統領がゼレンスキー大統領を「選挙なき独裁者」と批判したため、親ロシア政権の樹立を目論むプーチン大統領の思惑に沿うような形で和平交渉が進んでいく可能性が高まっていることも投資家心理を悪化させた。
欧州では防衛関連のスウェーデンのサーブが再び買われたが、今朝の東証ではIHIは続落となっている。
自動車関税と円高を受けて、ホンダやSUBARUも続落。
NECが反落した。
栗田工業は大和証券がレーティングを「2」→「3」に下げたことで売られた。精密洗浄事業では米国半導体メーカー向けの業績低迷が引き続き懸念材料と述べている。
一方、アドバンテストとルネサスエレクトロニクスが買われ、資生堂が続伸。
くら寿司(2695)は株主優待復活が歓迎され買い気配。

業種別下落率上位は輸送用機器、不動産、医薬品、建設、紙パルプで、上昇率上位は鉱業、石油、海運、電力ガス、陸運。(W)

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