9時13分時点の日経平均は319円安の3万8,876円、TOPIXは10ポイント安の2,664ポイント。
米国株安と期末を控えた国内機関投資家の売りで、日経平均は続落となり、3万9,000円を下回って始まった。
米国でエヌビディアが下落したため、レーザーテックや東京エレクトロン、SCREEN、アドバンテストが安い。
イビデンはユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債を発行すると発表したため、潜在株式数の増加がマイナス視された。
東電が反落し、ツルハとウエルシアは経営統合協議を始めると発表したが、観測報道で買われていた分、刺激材料とならず両社とも3日続落の始まり。
一方、あおぞら銀行(8304)は、旧村上ファンド系の投資会社でアクティビスト(物言う株主)として知られるシティインデックスイレブンスが共同保有者と合わせて5.42%保有していることが判明し、提灯買いが入った。
セブン&アイ(3382)は、東洋経済オンラインが百貨店そごう・西武に続いて、祖業であるイトーヨーカ堂についても売却を含めた抜本的な改革の検討を始めていると報じた。
DeNAが続伸となり、海運株が反発。
業種別下落率上位は鉄鋼、非鉄、電力ガス、電機、ゴムで、上昇率上位は鉱業、海運、保険、小売、倉庫運輸。(W)