9時12分時点の日経平均は169円安の3万9,435円、TOPIXは0.1ポイント安の2,736ポイント。
日経平均は3日続落の始まり。今晩の米国で雇用統計が発表されることや地区連銀総裁から利下げに慎重な発言があったことや、指数寄与度の高いファーストリテイリングの下落が影響した。
一方、TOPIXは寄り後、下げ幅を縮めた。
フィラデルフィア連銀の総裁は「今は小休止して、状況の推移を見守るのが適切だ」と述べ、ボストン連銀の総裁はトランプ次期大統領の政策の影響について「インフレや経済活動の軌道にどのような影響を与えるかを判断するのは時期尚早」と述べた。
ファーストリテイリング(9983)はこれまで好決算が続いてきたが、昨日発表した第1四半期の営業増益は7.4%増だったため、少しさみしい印象と受け止められ下落した。
ディスコは第3四半期の売上高が第2四半期に比べて7%減となったことで売られた。
キユーピーは大幅増益だったが、アナリスト予想には届かなかったため下落した。
一方、アドバンテストは日経新聞が高性能品独走と報じたため買われた。
久光製薬は業績予想の上方修正が好感された。
業種別下落率上位は小売、医薬品、海運、銀行、証券で、上昇率上位は非鉄、金属、陸運、精密、空運。(W)