9時12分時点の日経平均は134円高の3万8,937円、TOPIXは3ポイント安の2,729っポイント。
日経平均は上昇して始まり、301円高の3万9,102円となったが、その後は上げ幅を縮めた。
フジクラは業績予想と配当予想を上方修正したことで続伸した。
2月7日に発表した好決算でDeNAは10日にストップ高となったが、岩井コスモ証券が新規に「A」と発表したことも後押しし、続伸の始まり。
好決算と大幅増配計画で10日にストップ高となったJIAに対する買いも継続している。
7日の日米首脳会談後の共同記者会見で、日本が米国産LNG(液化天然ガス)の輸入を増やす計画が示されたことを受けて、日本郵船(9101)などの海運株が買われている。
東京地下鉄はグローバル投資家がベンチマークに使用するケースが多いMSCI指数に採用されたため、資金流入期待で上昇した。
一方、ディスコとソニーグループが売られ、IHIが反落。
鉄鋼関税が発表されたが、ある程度の織り込みが進んでいるとの見方からJFEはもみ合いとなっている。
業種別上昇率上位は海運、非鉄、ゴム、水産農林、情報通信で、下落率上位はノンバンク、証券、医薬品、電力ガス、輸送用機器。(W)