9時10分時点の日経平均は202円安の3万5,956円、TOPIXは18ポイント安の2,558ポイント。
日経平均は7日続落の始まり。
中国の8月の貿易収支で輸入の伸びが大きく鈍化したため、エネルギー需要減退が警戒されたことやOPECが月報で2024年の世界の石油需要見通しを2カ月連続で下げたため、原油安となり、米国の金利が低下した。
米金利低下の影響でドルが売られ、円相場は1ドル＝142円台前半となった。
円高を受けて、トヨタや日産、ホンダが売られた。
米国でJPモルガン・チェースの社長が来年の経費と純金利収入に対するアナリスト予想は楽観的過ぎると述べたため売られた。
他の金融株も下落したため、東証でもメガバンクが安い。
一方、米国では金利低下を受けて、ハイテク株が買われたため、東証では半導体株や富士通(6702)に買いが入った。

業種別下落率上位は鉱業、電力ガス、石油、輸送用機器、不動産で、上昇は医薬品、電機。（W)