9時13分時点の日経平均は471円高の3万5,510円、TOPIXは26ポイント高の2,619ポイント。
米国株3日続伸を受けて、日経平均も3日続伸の始まり。
台湾のTSMCが高性能半導体製造の新技術を公表したため、半導体製造装置が買われている。
東京エレクトロンは宮城県で半導体製造装置の新開発棟が竣工したため、その効果も期待された。
ニデック(6594)は新中期経営計画が好感された。生産拠点統廃合と製品・事業の選別でROIC(投下資本利益率)の持続的な改善を目指す。
日産自動車は最終赤字が最大7,500億円の見通しを発表したが、構造改革費用の計上なので、今後の改善期待から買われた。
ただ、2026年3月期に追加費用が計上される可能性も今回示唆されているのでアク抜けとも言い難い状況とSMBC日興証券ではコメントした。
DeNAと中外製薬は小幅安。
業種別上昇率上位は電機、非鉄、その他製品、海運、化学で、下落は不動産、陸運、空運、紙パルプ。(W)