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速報・市況2025年4月7日

☆[概況/後場寄り] 「第二のプラザ合意」リスクを警戒する解説も

12時38分時点の日経平均は2,461円安の3万1,319円、TOPIXは183ポイント安の2,298ポイント。
第一生命経済研究所は、トランプ政権が貿易赤字を強制的にリセットするために、高すぎるドル価値を一気に切り下げて、貿易収支の均衡を図るような荒技も、内々に検討していく可能性もあることを警戒しておく方がよいだろうと解説した。
通貨の切り下げは米国にはインフレ要因となる。
そして、各国がドルを保有する誘因を失い、その代わりにドル保有リスクを意識するようになるため、米国のドル体制が崩壊する悪魔的な選択になると危険性を指摘した。

後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を広げた。
報復関税による貿易戦争はFRBによる利下げでは解消できないという解説も聞かれた。
ファーストリテイリングが下げ幅を広げた。
JX金属(5016)は処分売りで安い。
資生堂が年初来安値を更新した。

業種別下落率上位は非鉄、保険、銀行、証券、石油で、上昇業種はなし。(W)

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