12時38分時点の日経平均は1,035円安の3万8,536円、TOPIXは64ポイント安の2,724ポイント。
トランプ米大統領は3日朝にカナダのトルドー首相、メキシコのシェインバウム大統領と協議すると明らかにした。
ただ、関税撤回の考えはないと強調した。
野村総研では、トランプ政権の一律追加関税の拡大には、「法律の壁」、「議会の壁」、「世論の壁」、「事務負担の壁」の「4つの壁」が立ちはだかっていると指摘。
そのため、トランプ大統領が思い描くよりも限定されたものに収まる可能性があるが、それでも、どの程度限定されるのかについては依然として不透明であり、一律追加関税による世界経済、米国経済への悪影響が相応に生じる事態は避けられないと述べている。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を拡大した。
ファーストリテイリングとTDKが売られ、米国関連のリクルートも安い。自動車部品のデンソーも安い。
アルバイト情報のディップが昨年来安値を更新。
一方、1月31日に通期業績予想を上方修正した電源開発(9513)が上げ幅を拡大。
業種別下落率上位は輸送用機器、紙パルプ、証券、非鉄、機械で、上昇業種はなし。(W)