12時41分時点の日経平均は78円高の3万9,661円、TOPIXは11ポイント高の2,820ポイント。
みずほ証券では日経平均がすぐに3月22日の史上最高値4万888円を抜くには材料
不足と解説している。
日経平均がボックス圏を上放れるのは秋頃であり、(1)中間決算での業績上方修正や株主還元増加、(2)個人消費の回復による日本の内需再評価、(3)自民党総裁選での政権交代等が、上放れの材料として挙げている。
日経平均のドル建ては246.35ドル(0.38ドル高)
みずほ証券はテクニカル分析のレポートで、5月以降ドル建て日経平均の主要な高値は251.05ドル(5月7日)、250.47ドル(5月16日)、250.76ドル(6月4日)と買いコストと同水準の250ドル超で上値が抑えられており、この水準で海外投資家のやれやれの売りが出ていると予想されると指摘。
後場は三菱商事と商船三井が堅調で、いすゞ(7202)が高値更新となった。
レーザーテックとテルモ、三井化学が下げ幅を拡大した。
業種別上昇率上位は海運、保険、石油、鉱業、卸売で、下落率上位は陸運、精密、非鉄、紙パルプ、電力ガス。(W)