12時43分時点の日経平均は6円高の3万9,288円、TOPIXは1ポイント高の2,708ポイント。
中国財政部が12日に財政政策を発表するが、モルガン・スタンレーが「規模は控え目かもしれない」と述べたため、10日の上海株は一時小幅安となった場面もあったが、再び買われた。
中国人民銀行が10日、株式市場支援策として、機関投資家の保有資産と国債を交換する制度を始めた。機関投資家は流動性の高い国債を元手に株式の買い増し能力を高めることができるという。
上海株は上昇したが、後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
本日はファーストリテイリングやセブン＆アイの決算発表が行われるため様子見姿勢となっている。
楽天グループ(4755)が買われ、三菱地所が高い。
一方、霞ヶ関キャピタルは大和証券が目標株価を引き上げたが、反応薄で5日続落となった。

業種別上昇率上位はゴム、銀行、保険、輸送用機器、医薬品で、下落率上位は小売、その他製品、サービス、繊維、電機。（W)