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速報・市況2025年2月13日

☆[概況/後場寄り] ロシアは軍事が一大産業化しているためという見方も

12時42分時点の日経平均は504円高の3万9,472円、TOPIXは30ポイント高の2,763ポイント。
14日からの16日まで開催される「ミュンヘン安全保障会議」で、バンス米副大統領とルビオ米国務長官が、ウクライナのゼレンスキー大統領と会う。
プーチン大統領との協議は、日程が決まっていないが、トランプ大統領がサウジアラビアで行う見通し。
ロシアが2022年2月24日にウクライナに軍事侵攻を開始したため、丸3年が経過しようとしている。
第一生命経済研究所では、ロシア政府は今年度予算において軍事費を前年比25%増と大幅に増やすとともに、歳出全体の3分の1弱としており、ウクライナ侵攻直前と比較して軍事費は4倍強となるなど一大産業化しているため、経済を維持する観点から戦争を止められくなっている可能性もうかがえると指摘している。

停戦交渉への期待で、日経平均は500円を超える上げ幅。
ファーストリテイリングや伊藤忠商事が高い。
第一三共は9日ぶりに反発。前日まで株価が調整していたのは、次の大型のニュース(Datoの肺がん認可、AVANZARの試験結果)が7月以降とまだ先なことが影響した可能性がある。
一方、ロート製薬(4527)は第3四半期累計が減益だったため昨年来安値を更新した。

業種別上昇率上位は繊維、医薬品、証券、ゴム、精密で、下落はサービス、非鉄、海運、金属。(W)

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