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速報・市況2024年8月20日

☆[概況/後場寄り] 上げ幅拡大。米国の政策期待で住宅関連が高い

12時39分時点の日経平均は766円高の3万8,155円、TOPIXは33ポイント高の2,674ポイント。
後場の日経平均は上げ幅拡大。ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループが一段高。
一方、メガバンクはもみ合いとなっている。

米国大統領選挙で民主党の候補者のハリス副大統領は先週16日に経済政策を発表し、持ち家を初めて購入する人に2万5,000ドル(約370万円)の頭金を支給すると表明した。
4年間での300万戸の新規住宅建設も盛り込んだ。
共和党が7月に発表した綱領も、規制緩和による住宅建設コストの削減を挙げたため、民主党政権、共和党政権のどちらになっても住宅関連は期待できるという見方から、米国の住宅事業が稼ぎ頭となっている住友林業(1911)が買われている。

米国のAMDは、サーバ機器などを手掛ける米ZTシステムズを買収すると発表した。
AMDは7月に、特定用途のAIモデルやプラットフォームを手掛けるフィンランドのSilo AIの買収も発表している。
株式市場ではAI関連におけるデータセンターの重要性が意識され、さくらインターネットが急騰している。

業種別上昇率上位は精密、紙パルプ、空運、陸運、電力ガスで、下落業種はなし。(W)

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