12時38分時点の日経平均は507円安の3万4,223円、TOPIXは36ポイント安の2,522ポイント。
トランプ大統領がパウエルFRB議長を利下げが遅いと批判し、解任を求めたことについて、SMBC日興証券はメリットがあるすれば、大統領が利下げを要求していることを有権者に明確化することぐらいだと解説している。
そして、デメリットの方が大きく、中央銀行の独立性が脅かされていることはドルに対する信認を失わせ、米国債の保有に対するリスクを高める可能性があると指摘している。
なお、労働市場が悪化に向えば、トランプ大統領が望むかや否かに拠らず、FRBは利下げに向かうだろうと考察を結んでいる。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を広げた。
住友化学(4005)やコニカミノルタ、電通、住友電工が下げ幅を拡大。
他方、ニチレイは上げ幅を広げた。
業種別下落率上位は非鉄、輸送用機器、銀行、石油、鉱業で、上昇は陸運。(W)