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速報・市況2025年2月20日

☆[概況/後場寄り] 下げ幅拡大

12時40分時点の日経平均は627円安の3万8,536円、TOPIXは43ポイント安の2,724ポイント。
第一生命経済研究所は日銀の利上げを占う上で、3月5日に内田副総裁の講演が予定されている他、3月12日には春闘の集中回答日、3月14日には第1回の集計結果の公表に注目している。
春闘賃上げ率を5.3%、そのうち定期昇給部分(1.8%程度)を除いたベースアップは3.5%程度(24年:3.5%程度)と予想していて、これらが日銀の利上げをより強く意識させる可能性は十分にあると解説した。

後場の日経平均は下げ幅を拡大。
SUBARUや日産が売られ、円高でインバウンド需要の減退リスクから三越伊勢丹も安い。
なお、円高メリットのニトリ(9843)は野村証券が目標株価を引き下げたことで売られた。販売と収益性が両面で急激に改善していく環境にはないだろうと述べている。
鳥貴族を運営しているエターナルホスピティティは昨年来安値を更新した。
一方、大阪ガスが反発。株主還元の強化が期待されている。

業種別下落率上位はその他製品、銀行、保険、建設、輸送用機器で、上昇は鉱業。

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