12時39分時点の日経平均は92円安の3万8,555円、TOPIXは9ポイント安の2,702ポイント。
先週末の米国で、7月のコアPCEデフレーターは前年同月比2.6%上昇で6月と変わらずで、市場予想の2.7%上昇とはならなかった。
8月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は67.9(速報値は67.8)となり、5カ月ぶりに改善した。1年先のインフレ期待は2.8%で、7月の2.9%から低下した。
米国のインフレの落ち着きと消費の底堅さから、9月の利下げは0.5%ではなく、0.25%が意識され、ドルが買われた。
週明けの円相場は一時1ドル=146円59銭となったが、今晩の米国市場がレイバーデーの祝日で休場となることや、今週は米国で8月のISM製造業景況指数や雇用統計が発表されるため、様子見姿勢で円安が一服したため、日経平均も伸び悩んだ。
後場の日経平均は下落した。
中外製薬や住友ファーマなどの医薬品株と日本郵船などの海運株が売られ、ヤマトHDやJR東日本などが属する陸運株も安い。
一方、ライフドリンク(2585)が上げ幅を拡大。
業種別下落率上位は医薬品、海運、陸運、食品、不動産で、上昇は非鉄、銀行、証券、電力ガス、輸送用機器。(W)