TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて上げ幅を拡大
速報・市況2024年7月4日

☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて上げ幅を拡大

12時45分時点の日経平均は216円高の4万797円、TOPIXは18ポイント高の2,890ポイント。
SMBC日興証券はテクニカル分析のレポートで、今後、米国主要株価指数がピークアウトして、米国株、米国債利回りともに軟化し始めると、10年日本国債利回りや銀行株もいったん頭打ちとなり、短期的には調整局面へ移行する可能性が高まるとみられると解説。
TOPIXも最高値を更新しても、2,940ポイント処のフシを超えられずに頭打ちとなると当面の上げはいったんピークアウトする公算が大きいと述べている。

2,940ポイント処というのは、1,816(2007年2月26日)から695(2012年6月4日)への下げの倍返しに近い水準。

後場の日経平均は前引けに比べて堅調。
ソフトバンクグループ(9984)は、最高財務責任者(CFO)が英フィナンシャル・タイムズのインタビューで、人工知能(AI)への投資を優先する方針であり、直ち
に自社株買いを行う計画はないと語ったことを受けて、朝方は売られたが、すぐに持ち直し、後場は上げ幅を広げた。
日東電工や住友化学が上げ幅を拡大した。

業種別上昇率上位は非鉄、海運、輸送用機器、銀行、卸売で、下落率上位は水産農林、電力ガス、その他製品、食品、医薬品。(W)

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