12時40分時点の日経平均は283円高の3万8,504円、TOPIXは17ポイント高の2,709ポイント。
SMBC日興証券は上期実績はTOPIX2、3月決算企業(除くソフトバンクグループ)で、経常利益0.9%増となったと解説した。
24年度通期会社予想では、TOPIX 2、3月決算企業で前年同期比1.5%の経常増益、アナリスト予想平均で6.6%の増益が見込まれていたため、全体としては「冴えない」決算内容と述べている。
ソフトバンクグループを除くのは、1社で利益の規模が大きく、全体の数字が左右されるため。
今後、年末にかけてアナリスト予想が悪化する可能性があるため、「来期最高益」銘柄に着目すべきと述べている。
スクリーニングの結果、多くの銘柄を挙げているが、最高益更新率上位の銘柄は、ラクス(3923)、ワコール(3591)、ジャパンマテリアル(6055)、SRE(2980)、JMDC(4483)、ダイヘン(6622)、酉島製作(6363)、デジタルアーツ(2326)、ジャパンエレベーターサービス(6544)、ミネベアミツミ(6479)など。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を拡大。
アドバンテストと信越化学、ニデック(6594)が買われた。
カプコンは下げ幅を拡大し、オリエンタルランドは安い。
業種別上昇率上位は非鉄、銀行、輸送用機器、精密、保険で、下落はサービス、電力ガス、海運、紙パルプ、空運。(W)