12時41分時点の日経平均は4円安の3万8,105円、TOPIXは11ポイント高の2,673ポイント。
後場の日経平均は前日終値水準に戻した。
セブン&アイ(3382)が上げ幅を拡大。クシュタールが買収資金について、負債や株主である年金基金からの資金を活用する可能性があるとブルームバーグが報じた。
中外製薬はモルガン・スタンレーMUFG証券が2025年の新薬カタリスト(触媒)は質&量とも重要と述べ、目標株価を引き上げた。
日清食品もモルガン・スタンレーMUFG証券が株価調整などを踏まえ、投資判断を「Overweight」に引き上げたことが好感された。
一方、レーザーテックが下げ幅を拡大。
バイデン政権の対中半導体輸出規制強化により、エヌビディアの「H100」など、AI(人工知能)処理に欠かせない米企業の最新の半導体の中国での入手が困難になる中、中国のAI企業がブロックチェーン技術による匿名性の確保や暗号資産での支払いなどを活用しながら、外部の「ブローカー」を通じて米国製先端半導体を確保していることを、関係者の話などを基にウォールストリート・ジャーナルが報じた。
業種別上昇率上位は鉱業、紙パルプ、鉄鋼、保険、海運で、下落率上位は不動産、その他製品、電機、繊維、金属。(W)