12時39分時点の日経平均は306円安の2万6,142円、TOPIXは3ポイント安の1,904ポイント。
午前の取引で長期金利が、日銀の0.5%の上限を上回ったため、日経平均は下げ幅を拡大した。
日銀は12月20日に、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)で長期金利の上限を0.5%に引き上げたが、1月17日~18日の金融政策決定会合ではさらに金利上昇を容認するのではないかという見方や、イールドカーブ・コントロールを解除するのではないかといった見方もある。
後場の日経平均は前引けとあまり変わらない水準。
ファーストリテイリングが売られ、ソフトバンクグループやリクルートが安い。
一方、長期金利上昇を受けて、銀行株が買われ、京都銀行や富山第一銀行(7184)が高い。
業種別下落率上位は輸送用機器、精密、情報通信、その他製品、食品で、上昇率上位は銀行、鉄鋼、保険、証券、空運。