12時42分時点の日経平均は24円安の4万89円、TOPIXは10ポイント高の2,716ポイント。
日経平均は2月22日に終値ベースの過去最高値を更新したが、TOPIXは最高値の2,884ポイントを超えていない。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後金融政策正常化の進展が見られれば、1989年以降のTOPIXパフォーマンスの重石になっていたと思われる銀行株の上昇も期待
できると述べている。
TOPIXの過去最高値である2,884.8ポイントに、足もとのNT倍率14.63を掛け算すると、日経平均は4万2,204円になると試算している。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を縮めた。
トヨタ(7203)やデンソー、豊田通商が上げ幅を拡大した。
米国はインフレや金利上昇で高額な電気自動車を購入する負担が増す中、値段が手頃で燃費の良いハイブリッド車が見直されていることが作用している。
ニトリは日経平均に分割採用されていたが、今回の株価換算係数が0.3から0.5に引き上げられたため、日経平均連動型ファンドからの買いが入ると期待された。
一方、オリンパスは下げ幅を拡大した。
業種別上昇率上位は建設、鉱業、証券、機械、銀行で、下落率上位は倉庫運輸、海運、サービス、不動産、医薬品。(W)