12時41分時点の日経平均は155円安の3万9,778円、TOPIXは17ポイント高の2,768ポイント。
米CNBCが1月24日に「中国の新しいAIモデル『DeepSeek』が米国の支配を脅かす仕組み」と報じたため、27日の東証では半導体関連が売られている。
中国のAI研究所であるDeepSeekは1月20日、最新のオープンソース推論モデル「DeepSeek-R1」を発表した。
ChatGPTが学習時に必要とした約1万基のエヌビディアのGPUに対し、DeepSeekは約2,000基で同等の性能を達成したため、効率性が高いと見られている。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を縮めた。
半導体関連とデータセンターの光部品関連のフジクラと古河電工は引き続き安い。
一方、富士フイルムとオリンパスは買われ、ヤマトHDが上げ幅を拡大した。
愛知製鋼(5482)が高い。
業種別上昇率上位はゴム、陸運、銀行、鉄鋼、不動産で、下落は非鉄、電機。(W)