12時37分時点の日経平均は552円安の2万6,682円、TOPIXは22ポイント安の1,913ポイント。
日銀金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)について、長期金利の変動幅を従来の「±0.25%程度」から「±0.5%程度」に拡大すると発表した。
金利上昇の余地を広げたため、円が買われ、1ドル=137円台から133円台に円高が加速した。
大規模緩和の修正を受けて、日経平均は急落した。
レーザーテックやトヨタ、ソフトバンクグループやソニーグループ、日本電産が売られ、富士フイルムやイビデンも安い。
その他、金利上昇への警戒で、三井不動産(8801)など不動産株も下落。
一方、銀行株は上昇した。
業種別下落率上位は精密、輸送用機器、不動産、電機、情報通信で、上昇は銀行、保険、海運。(W)