12時39分時点の日経平均は421円高の3万8,476円、TOPIXは18ポイント高の2,662ポイント。
SMBC日興証券はテクニカル分析のレポートで、米国大統領選挙は、トランプ氏、ハリス氏のどちらの政権が誕生するにせよ、大統領選挙後のラリーは不発に終わり、むしろ調整局面へ移行する可能性が高いと予想している。
一時的には新大統領の誕生を好感して上振れるかもしれないが、どちらが勝つにせよ、財政拡張による財政悪化は続く公算が大きく、長期債利回りの高止まりが続くようであれば、株式市場の上昇を抑制する可能性があるとみていることが理由。
後場の日経平均は前引けと同程度の水準。
FCC(7296)は1日の上期決算発表時に、上場20周年記念配当を中間期と3月期末でそれぞれ63円を実施し、普通配当と合わせて、年間配当は202円と、従来予想の76円から大幅に高めたことや、自社株買いも発表したため、週明けはストップ高買い気配となっている。
ディスコとアドバンテストが堅調。
他方、ヤマハと日ハムは前場同様に大幅安となっている。
業種別上昇率上位は証券、非鉄、機械、輸送用機器、電機で、下落率上位は空運、その他製品、電力ガス、サービス、医薬品。(W)