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速報・市況2024年10月2日

☆[概況/後場寄り] 11月のFOMCは利下げ見送り観測

12時42分時点の日経平均は555円安の3万8,096円、TOPIXは19ポイント安の2,671ポイント。
中東情勢悪化による原油高に加えて、米国では東部の30カ所以上の港湾が賃上げ幅を巡り、ストライキに入った。
全米の海上輸送のおよそ半分が影響を受け、長期保存が難しい食品を扱う小売業など幅広い業種への影響が懸念される。
原油高と港湾ストによるインフレ再燃懸念で、11月6日~7日に開催されるFOMCでは利下げは見送りになるのではないかと見られている。

日本では、イランとイスラエルの戦闘で、イランがホルムズ海峡を封鎖すると、中東産原油に80%依存する日本は立ち行かなくなると警戒されている。
そのため、石油資源開発などの石油関連が買われている。

一方、アップルが9月に発売したiPhone16の需要が弱いという見方から、村田製作所(6981)などの電子部品株が売られている。

業種別上昇率上位は鉱業、石油、海運、鉄鋼、電力ガスで、下落率上位は電機、空運、小売、化学、情報通信。(W)

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