12時36分時点の日経平均は904円高の3万8,774円、TOPIXは52ポイント高の2,703ポイント。
27日に自民党総裁選が行われる。
BNPパリバ証券では、昨年度はGDP比で2%程度の補正予算が編成されたが、高市首相となった場合、今年度末に2%を超える大規模なものが編成される可能性があると予想。
利上げが先送りされると同時に、より拡張的な財政政策が実施されれば、結果として、実質金利の低下から、円安圧力が強まる。
円安による輸入インフレ圧力が強まると、日銀は物価安定のため、より急速な利上げを行う必要に迫られるリスクもある。
このため、長い目で見ると、高市氏が首相になるとしても、必ずしも、超低金利がより長期間続くということにはならないかもしれないと指摘している。
後場の日経平均は前引けに比べて若干上げ幅を縮めて始まったが、すぐに前場の高値に近付いた。
引き続き東京エレクトロンを始めとした半導体関連が買われている。
三和HD(5929)は、米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルによる保有判明で上昇した。
業種別上昇率上位はその他製品、金属、電機、保険、電力ガスで、下落業種はなし。(W)