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速報・市況2024年3月11日

☆[概況/後場寄り] GPU不足が和らぎ始めているという見方も

12時42分時点の日経平均は991円安の3万8,697円、TOPIXは69ポイント安の2,657ポイント。
AI向け半導体で圧倒的シェアを占めるエヌビディアを中心にGPUのリードタイム(発注から納品までの時間)は、以前は8~11カ月だったが今は約3~4カ月に短縮しているため、GPU不足が和らぎ始めていることは、半導体関連株の調整要因という見方をブルームバーグは伝えた。
アマゾンが来年春にも、ふるさと納税の仲介事業へ参入する計画が報じられ、チェンジHD(3962)は急落している。
一方、インフォコム(4348)はストップ高。電子コミック「めちゃコミック」を運営していて、急逝した鳥山明先生の「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」に対する購買が増えると期待されたことに加えて、親会社で筆頭株主の帝人による株式売却検討との一部報道を受けて、プライベート・エクイティー・ファンドなどによる買取価格が高くなるといった思惑も寄せられた模様。

業種別下落率上位は鉱業、銀行、輸送用機器、機械、卸売で、上昇は紙パルプ。(W)

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