10時15分時点の日経平均は155円高の3万8,839円、TOPIXは16ポイント高の2,772ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,197、下落銘柄数は390。出来高は4億9,939万株、売買代金は1兆1,796億円。
ソシオネクストが6日ぶりに反発し、AI人材を5万人規模で育てる日立も買われている。
北海道地盤の建機レンタルのカナモト(9678)は上期が2ケタ増益で、低PBR銘柄のため急騰した。
安田倉庫も低PBRが注目され連日の高騰となっている。
一方、ディスコが売られ、東京エレクトロンはもみ合い。
政府が6月7日に第28回目の「新しい資本主義実現会議」を開催し、中小・小規模企業の事業承継やM&A(買収と合併)・グループ化を進めるため、仲介事業者の手数料の開示や、M&Aの際に経営者保証を見直す枠組みを導入すると述べたため、M&A総研(9552)やストライク、M&Aキャピタルが下落率上位に並んだ。
花王はゴールドマン・サックスが投資判断を下げたため売られた。
業種別上昇率上位は保険、石油、輸送用機器、ゴム、銀行で、下落は海運、その他製品、証券、医薬品、空運。(W)