10時9分時点の日経平均は427円高の3万7,582円、TOPIXは38ポイント高の2,720ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,385、下落銘柄数は226。出来高は5億5,282万株、売買代金は1兆2,402億円。
日経平均は寄り付き直後の564円高の3万7,720円を高値に上げ幅を縮めたが、216円高の3万7,372円を安値に上向きとなった。
米国とウクライナの首脳会談の決裂で、欧州株の下落リスクが警戒されているが、EUの結束を高めことから、3日のユーロが対ドルで反発したことが不安心理をやや後退させた。
米国がウクラナイを突き放したことから、中国や北朝鮮の脅威に対して日本に対しても防衛の自助努力を求めると警戒され、IHIと川崎重工が買われた。
リクルートは自社株買いの発表で高い。
セレス(3696)は持分法適用会社にビットバンクを擁しているため、トランプ大統領が暗号資産(仮想通貨)の政府戦略備蓄を検討していることが好感され、大幅高。
一方、DeNAは下落。「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」の開発を担当している。
「ポケポケ」の業績貢献が期待されてきたが、2月27日に新パックが発表されたため、いったん利益確定の売りに押されたようだ。
業種別上昇率上位は保険、証券、輸送用機器、卸売、不動産で、下落業種はなし。(W)