TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 一時899円高。東海東京では米国株より日本株が優位と予想
速報・市況2024年9月19日

☆[概況/10時] 一時899円高。東海東京では米国株より日本株が優位と予想

10時10分時点の日経平均は704円高の3万7,094円、TOPIXは51ポイント高の2,617ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,404、下落銘柄数は205。出来高は5億8,940万株、売買代金は1兆2,551億円。
日経平均は一時899円高の3万7,279円となった。

東海東京インテリジェンス・ラボの解説によると、米国FOMCメンバーによる中立金利は、半分以上が3%以上と予想しているという。
FF金利先物は中立金利への回帰を前提にあと1.5%ポイント程度の利下げを織り込んでいる模様。
ただ、FOMC後も2025年の利下げ幅は縮小したままであり、今回の一連の緩和局面の全てを織り込み切った形となっていると指摘。
今後の米国経済指標が予想以上となると長期金利が上昇するリスクが高まるため、米国株より日本株が優位となると予想している。

レーザーテックやトヨタが買われ、米国の市場金利の上昇を受けて、メガバンクも高い。
八洲電機は業績上方修正で大幅高となり、住友ベークライト(4203)は住友化学の保有株の一部をシンガポール政府投資会社が取得するため買われた。
一方、ショッピングセンターのイズミは、ランサムウェア被害によるシステム障害の影響で苦戦しているため、大和証券がレーティングを「2」に下げたことで売られた。

業種別上昇率上位は輸送用機器、海運、保険、卸売、銀行で、下落業種はなし。(W)

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