TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 上げ幅拡大。野村証券では3つのポジティブな「想定外」を解説
速報・市況2024年5月20日

☆[概況/10時] 上げ幅拡大。野村証券では3つのポジティブな「想定外」を解説

10時2分時点の日経平均は481円高の3万9,268円、TOPIXは28ポイント高の2,774ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,304、下落銘柄数は305。出来高は5億3,607万株、売買代金は1兆1,854億円。
日経平均は小幅安で始まったが、寄り後は上昇基調となった。
野村証券では、保守的な2024年度ガイダンス(会社の期初計画)が日本株の重しとなっているが、3つのポジティブな「想定外」として、意欲的な投資計画、自社株買い上振れ、国内個人のリスクテイクを挙げ、日本株の上昇基調を支える要因は多いと解説した。
年初からの自社株買いは8.5兆円に達し、前年同期を3兆円以上上回るという。

ソシオネクストや信越化学、リクルートが買われた。
AIブームによるデータセンターの建設ラッシュで、LANケーブルが使われるが、光ケーブルはコストが高くなるため、施設内ではメタルケーブルが使われることから銅の需要が増加していて、住友鉱山(5713)が物色されている。
一方、ソフトバンクグループは小幅安。
三菱重工は大和証券が格下げしたため、もみ合いとなっている。

業種別上昇率上位は非鉄、石油、鉱業、鉄鋼、化学で、下落業種はなし。(W)

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