10時5分時点の日経平均は173円高の3万5,750円、TOPIXは17ポイント高の2,511ポイント。東証プライム市場全体では下落銘柄数の1,162、下落銘柄数は450。出来高は4億5,227万株、売買代金は1兆2,255億円。
日経平均は寄り後、上げ幅を拡大した。
JPモルガン証券では台頭する地経学(Geo-economic)リスクに備えた海外長期マネーによる「日本への逃避」とも呼べる力学が作用していると解説。
中国株のオーバーウエイトの解消が着実に進んでおり、日本の経済安全保障、サプライチェーンの再構築、権威主義対民主主義といった材料がグローバルな源泉となる可能性を指摘した。
海運株が高く、レーザーテックも上昇。
ローソンは業績予想の上方修正が好感された。
一方、SHIFT(3697)は第1四半期の最終利益が11%減だったため急落した。
英高級ファッションブランドのバーバリーの下方修正を受けて、資生堂は連想売りとなった。
業種別上昇率上位は海運、証券、鉱業、ノンバンク、卸売で、下落は空運、サービス、陸運、精密、水産農林。(W)