10時5分時点の日経平均は110円高の3万9,757円、TOPIXは3ポイント高の2,741ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は427、下落銘柄数は1,144。出来高は6億6,415万株、売買代金は1兆5,611億円。
日経平均は朝方に付けた251円高の3万9,897円を高値に上げ幅を縮めた。
フジクラとソフトバンクグループが上げ幅を縮め、ディスコは反落。
ソフトバンクグループなど日米3社のAIインフラ投資計画について、イーロン・マスク氏が「彼らは実際には資金を持っていない」と投稿したため、水が差された格好。
一方、中谷防衛大臣が22日に、沖縄県与那国町を訪れて糸数町長と面会し、中国などを念頭に陸上自衛隊の駐屯地に、弾道ミサイルも迎撃可能な新たな地対空ミサイルの部隊を配備する計画の理解を求めたため、パトリオット・ミサイルをライセンス製造している三菱重工が高い。
サンリオ(8136)はSMBC日興証券による投資評価の引き上げを受けて買われた。構造改革後の再成長は想定以上と述べている。
ハイデイ日高は自社株買いの発表で上昇。
韓国のサムスン電子が、AI機能を拡充した新型スマートフォン「ギャラクシーS25」シリーズを発表した。これを受けて、スマホ向け電池のTDKが反発した。
フジメディアはCM差し止めが80社近くと報じられ、キッコーマンが「くいしん坊!万才」の放送を見送るよう要請したことも影響し、株価は反落した。
東京電力は、柏崎刈羽原発の再稼働が2025年度になる場合と26年度以降に遅延する場合の2案を併記して収支計画をつくる計画で、再稼働への過程は難航しており資金繰りが厳しくなっていると報じられたため売られた。
業種別上昇率上位はその他製品、紙パルプ、非鉄、電機、情報通信で、下落率上位は電力ガス、石油、医薬品、輸送用機器、銀行。(W)