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速報・市況2025年1月14日

☆[概況/10時] 下げ幅拡大。氷見野日銀副総裁の挨拶を控えヘッジ売り

10時0分時点の日経平均は494円安の3万8,696円、TOPIXは19ポイント安の2,694ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は335、下落銘柄数は1,247。出来高は6億1,034万株、売買代金は1兆3,243億円。
日経平均は下げ幅を拡大。
1月10日にブルームバーグは、「日本銀行が今月開く金融政策決定会合では、変動が大きい生鮮食品とエネルギーを除いた消費者物価(コアコアCPI)について、2024年度と25年度の見通しが上方修正となる公算が大きい。利上げの是非は直前まで見極める方針だ」と報じた。
日銀の金融政策決定会合は1月23日~24日に開かれる。
そして、本日は氷見野副総裁が神奈川県金融経済懇談会で挨拶と会見を行う予定。
挨拶は10時半の予定だが、観測報道に沿った内容の場合、利上げムードが高まり、円高に振れるという見方から、株式にはヘッジ売りが出たようだ。
アドバンテストやディスコ、フジクラ、三菱重工が売られ、安川電機(6506)は決算発表で受注と利益率が共に低迷したことで下落した。
一方、良品計画とコスモス薬品は好決算で買われた。

業種別下落率上位は非鉄、電機、機械、電力ガス、ガラス土石で、上昇率上位は石油、鉱業、保険、その他製品、ゴム。(W)

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