10時8分時点の日経平均は134円安の3万8,516円、TOPIXは6ポイント安の2,705ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は939、下落銘柄数は637。出来高は6億997万株、売買代金は1兆1,794億円。
日経平均は取引開始早々に付けた492円安の3万8,150円を安値に下げ幅を縮めた。
IHIや川崎重工、トヨタ、日立が売られた。
トランプ次期大統領が、ワクチン反対派のロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に起用すると発表したことと受けて、中外製薬は売られた。
一方、アドバンテストとディスコが小幅高に戻した。
日本製鉄(5401)が上昇。森副社長がUSスチールのピッツバーグ地域の工場に関わる労働組合代表らと会談を行う。
全米鉄鋼労働組合の副会長がトランプ氏に、日鉄への売却計画を多くの鉄鋼労働者が支持していることを伝えたことも好感されている。

業種別下落率上位は医薬品、機械、鉱業、輸送用機器、食品で、上昇率上位は紙パルプ、鉄鋼、海運、証券、陸運。（W)