TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 伸び悩み。CTAのロング縮小が続きやすい
速報・市況2024年7月23日

☆[概況/10時] 伸び悩み。CTAのロング縮小が続きやすい

10時3分時点の日経平均は71円高の3万9,684円、TOPIXは11ポイント高の2,838ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,182、下落銘柄数は386。出来高は4億7,775万株、売買代金は1兆966億円。
日経平均は328円高の3万9,927円を高値に上げ幅を縮め、伸び悩んだ。

野村証券の解説によると、CTA(商品投資顧問)は先週4,000億円ほどの売り越しとなり、いまだに1兆円程度のロング(買いポジション)を保持しているため、今後もロング縮小の動きが続きやすいという。
ロング再拡大に踏み切るには4万800円前後まで持ち直す必要があると指摘した。

ディスコやレーザーテック、東京エレクトロンが上げ幅を縮めた。
海運と楽天グループは堅調。
武蔵精密(7220)は子会社の武蔵エナジーソリューションズが、AIサーバー向けキャパシタを手掛けていることが注目された。
一方、ソフトバンクグループとロームが売られた。
GSユアサはシティグループによる投資判断の引き下げが響いた。

業種別下落率上位は海運、銀行、ガラス土石、不動産、ゴムで、下落率上位は精密、食品、紙パルプ、鉱業、その他製品。(W)

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